HIGH-KING


(本日はMilkyWayイベを振り返る企画を急遽変更して、HIGH-KINGネタをお送りしたいと思います。)



さて、本日一斉に新聞(サイト)で、かねて結成が告知されていたHIGH-KINGについての記事が掲載されています。その中で特に気になる記述をしている毎日新聞の記事を紹介。
http://mainichi.jp/enta/music/news/20080515mog00m200001000c.html

High−King:セクシーダンスが売りのハロプロ新ユニット 6月デビュー


 「モーニング娘。」や松浦亜弥さん(21)が所属する「ハロー!プロジェクト」から、新グループ「High−King(ハイ・キング)」が誕生。6月11日にシングル「C\C(シンデレラ\コンプレックス)」を発表する。新ユニットは、モーニング娘。からリーダーの高橋愛さん(21)、田中れいなさん(18)、Berryz工房のキャプテン清水佐紀さん(16)、℃−uteリーダーの矢島舞美さん(16)、ハロプロエッグ前田憂佳さん(13)の5人組。


 デビュー曲はモーニング娘。タカラヅカが共演する第2弾ミュージカル「シンデレラtheミュージカル」の応援歌に決定。物語は、ロジャース&ハマースタインの名作「シンデレラ」が原作で、高橋さんがシンデレラを演じる。田中さんは、シンデレラをいじめる義理の姉・ジョイ役。新宿コマ劇場で、8月6日から公演する。


 メンバーの高橋さんは「ハロプロ所属グループのリーダー3人が参加する面白いユニット。ちょっと大人っぽいところを見せたい」。田中さんは「曲もダンスもカッコイイしセクシーです」。清水さんは「先輩の姿を見て吸収しつつ、人一倍努力してカッコイイところを見せたい」。矢島さんは「5人の経験を活かし、5種類の良さが集まったユニットにしたい」。前田さんは「一人でも多くの方に知ってほしい。自分自身が成長できるよう頑張ります」とそれぞれコメントしている。


 CDの価格は初回盤がDVD付きが1680円。CDのみは1050円。


…え〜っと、まず今回のミュージカルの主演、シンデレラ役が『愛ちゃん』であるということが確定しましたね。
個人的には『とても順当。理解出来る、でも…。』というのが第一の感想。


これが同じようにタカラヅカとコラボするにしても、前作『リボンの騎士』のようなモーニング娘。主体のミュージカルだったら、絶対愛ちゃん以外の子がシンデレラ役をやらなければいけないと思うんです。それは、娘。内でのポジション、実年齢、未来の娘。像等々を考えた時に、愛ちゃんが主役ではなく前作の箙さん的ポジションに入り、小春、もしくはみっつぃ〜辺りがシンデレラ役をやるべきだと思うんです。


でも。今回はタカラヅカ色がより強く表れていて、演目も以前タカラヅカでの上演歴があるものですし、多数のOG(その中にはスター級の方も含めて)の方々が出演される中で、その向こうを張れる、ハローの代表者足りうる存在は高橋愛以外にいないのはまた事実ですし、理解出来るんですよね。
だけど、やっぱり前述したように、こと娘。ヲタとして、娘。だけで考えるなら愛ちゃんが主役をやるという今回の配役は「未来像が見えづらい」という点で残念な気持ちはあります。


そうですね、つまり今回のミュージカルは『娘。』が『今』をぶつけるモノになるのかも知れません。
タカラヅカOGが多いこともそうですし、スケジュール的に夕方の部は「16:00開演」と仕事をしてるとヲタが参加しづらいのが今回のミュージカルなので、客層が前回と大分変わって、宝塚のファンの方や夏休み中の小中学生(とその保護者)がメインになるでしょう。そのお客さん達(特に宝塚ファン)は娘。に対してあまり興味がないでしょうから、スキル的に劣るメンバーでは悪い印象、「所詮モーニング娘。なんてこんなモノなのね。」を抱かせてしまうかもしれません。新規開拓とまではいいませんが、「あらモーニング娘。も意外とやるじゃない!?」というサプライズをどれだけ今まで娘。に興味のない方達に与えられるのかが、今回のミュージカルの意義であり、隠れた任務かもしれません。
(参考てんてん。記事http://d.hatena.ne.jp/tenten-chama/20060811/p2 ・三頭体制)


れいなは『シンデレラをいじめる義理の姉・ジョイ役』。
確かに見た目ヤンキーっぽいですけど、声とか体型はロリっぽいのがれいなの特長ですからね、いかに憎まれ役(たぶんそうですよね?)をやれるのか、嵌れるのかが課題でしょうか?ヲタは設定的に納得だけれど、意外とミスキャストになりそうなので興味を引かれる所です。


まだ、残りのメンバーは配役が発表されてませんから、早く全体像が見えてくると良いですね。