あほう！どりゃ〜！！

ももくらいのライブには結構たくさんのファンが来ていて多分今日一番の集客。人気も凄いんだなぁと感心しました。
その客（男子）が一斉に捌けて、今まで壁際でだるそうに座り込んでいた女子達がステージ前に集い始めます。ホントに客の総入れ替えって感じｗ。

彼女たちのお目当ては「THE ALBATROSS」と言う男の子バンド。
(http://bigsugar.jp/ALBA.html)
実は今日のイベントの主催バンドという位置づけらしい。
彼ら曰く「ウチの社長の趣味で男女交互っていう構成になった」らしいです。社長、あんたかなり「趣味な人」だねぇ。とニヤリ。

さて、その『あほうどりくん』達ですが、登場からして片手にバラを持って、観客に振りながら現れるというかなりアレなモノ。一応ビジュアル系なのかな。ライブタイトルの「バロック調(CITY)が如く 2!!」というのはこういう事かと納得でした。

で、肝心の歌なんですけど…。…。…。ダメ。どうにも消化できませんでした。
格好はビジュアル系だし、ボーカルの子は雰囲気ある声してるんだけれど（でもシークレットブーツで身長水増しはダメだｗ）、ドラムのリズムが『ズンタン ズンズンタン』の繰り返し。それしかパターンないの。いや、このパターンでもいい（かもしれない）。けれどその叩くテンポ感が圧倒的にちゃまの求めるものと違うんです。一言で言えば「たるい」「のろい」「抜けてる」（あ、三言だ）。ビジュアル系の皮をかぶった普通のボーイズバンド、って感じです。

ちゃまはリズム楽器担当の子との相性が悪いとフラストレーションたまっちゃうんですよ。「ビジュアル系なら、ここでこういうリズムで叩くでしょ普通！」とかホントに思った。ベースはいないんで録音でしたしね。なんかドラムの子は真面目っぽい良い子そうな感じで、好感持てたんですけどね。

でも、ある時ふっと気づいたんです。
「あ、この子達をビジュアル系のバリバリ『バンド』の子と思っちゃうからフラストレーションたまるんだ。インディーズで頑張ってる『バンド系』ボーイズアイドルなんだ。」って。（そういう意味では、めろうずが『バンド』の子だったのが、あるばに対する期待と失望をもたらしてしまった部分はありますね。）

そう思ったら逆に吹っ切れて楽しめましたよ、それなりに（最後までテンポは合わないままでしたがｗ）。

そこでライブは終了、物販の時間へ突入となりました。