白血病

怖い病気。不治の病。
夏目雅子さんの死。
一方で渡辺謙さんの生。

そんなイメージ、情報だけが先行してて、実際の所よくわからない病気。
治療するのには骨髄移植しかない??とか…。


ネットって半可な知識(←ここは注意しましょう)だけならちょっと検索するだけで出てくる。
でも知らないよりは少しでも知ってた方がよいということで調べてみました。


※わかりやすい白血病の話
http://pathy.med.nagoya-u.ac.jp/leukemia/leukemia.html
ここがとても詳しいです。
ただちょっと量が多いので全部読むのは大変かも。



特に一番知りたいことはその原因や分類よりも実際の治療についてだと思うので
ぜひ5.4章の『治療』についてはお読み頂きたい。(ただし注意。子供の場合3/4は急性リンパ性白血病だとのことなので急性についての5章を上げたのですが…、実際の白血病の種類がどんなものか分からないので、確実に病名を確認した上で改めて参考にしてください)


特徴的なのは
寛解という言葉でしょうか。以下HPから抜粋ですが。


『(治療は)まず化学療法による寛解導入療法を行います。診断時には患者さん体内には10の12乗個の白血病細胞がありますが、化学療法により10の9乗個以下に減少しますと、正常の白血球、赤血球、血小板が回復してきます。血球が正常値になり、骨髄中の芽球も5%未満になり、他の臓器浸潤も消失すると完全寛解 (complete remission, CR) とよびます。治った (治癒) と言わないのは、完全寛解になっても患者さん体内には10の9乗個以下の白血病細胞が残存しており、放っておけば必ず再発してくるためです。白血病では完全寛解状態が3年以上続けば、まず再発しませんので、完全寛解が5年以上続けば治癒したとみなしています。』


この完全寛解を目指す為の治療が第一歩で、その後に3-4コースの地固め療法と1-2年の維持・強化療法によって「治癒」をめざすのが白血病の治療の流れのようです。


すぐにでも骨髄移植というわけではないようです…ね??
また、非常に長い期間の闘病となるようです。
しかしHPによると「現在化学療法により70〜80%が完全寛解に到達します。」とのこと、また
「小児では標準リスク群の80%以上、高リスク群の60%以上を治癒できるようになりました」とのことです。
けっして安心、楽観していい病気ではありませんが、悲観することなく病気に立ち向かえる前向きな情報と捉えてもよいのではないでしょうか。



骨髄移植についてですが、
http://pathy.med.nagoya-u.ac.jp/leukemia/node18.html
にその治療法や、フローチャート(考え方)が載っています。
強力な分、患者や提供者にもそれなりの負担(リスク)があるようですね。
もう少し調べてみないと何とも言えませんが…。


※骨髄提供について(骨髄移植推進財団
http://www.jmdp.or.jp/donation/index.html


参考HP
http://www.naoru.com/hakketubyou.htm