9月9日です。


1999年9月9日。
LOVEマシーン』、発売。


多分この曲を境に、モーニング娘。の運命は変わって、ひいてはハロープロジェクト、キッズとかエッグとかそういうの含めて(もっというならTNXも)今僕等が応援している女の子達の運命が、道が開けたのだと思う。
そういう意味でもやっぱりラブマは特別なモノであり、原点と呼べるモノだと思う。





今度発売される娘。の10周年記念ベストのジャケット。
現メン9人による当時のラブマジャケットの再現。


これを報道する中に「ラブマの法則ふたたび!?」的な記事が踊るのはしょうがないこととは言えやはり気持ちの良いものではないし、コレを見たファンの中には「なぜ今更ラブマ?」「劣化コピー」「終末感が…」等々否定的な意見をみかけることもあった。(まぁ僕の情報源が2chまとめサイトなんでw、そこは大分割り引いても、でも僕自身の中にこのジャケットを良く思わない気持がかけらもないと言えばそれはそれでウソになる…。)。


ただ、僕の中で大前提として娘。関わる人に対する不信ってないんですよ。
そこがちゃまの『ヲタ』としての土台だから。娘。や娘。に関わる人達が信じられなくなったらヲタ、スッパリやめると思う。


去年の夏。
ハロコンで『本気で熱いテーマソング』を娘。が歌った時の感想を日記に残してます。
http://www.helloproject.com/newslist/best_0709031810.html

娘。のステージはアンビシャスで始まり、紺マコ手紙から5期4人での「好きな先輩」。

終わって娘。メンバーからの贈る言葉、ラストに「本気で熱いテーマソング」

この「本気で熱いテーマソング」、まさかこの夏ハロで聴くとは思ってもいませんでした。

ずっと歌われていませんでしたから…。

(…中略…)

僕はこの曲を卒業式のラストに持ってきたことで、つんく♂Pはじめスタッフさんの「やる気」をすごく感じていました。このハローコンサートということではなく、モーニング娘。の未来に対するやる気。

ともすれば紺ちゃん、麻琴の卒業は「青空の10人」という良いバランスが崩れてしまう、マイナスにとらえてしまうものです。その状況でこの「本気で熱いテーマソング」を娘。が歌うということ。

これにはきっと強いメッセージが込められていると感じたのです。


その後すぐ、8期オーデションの告知があったとき、驚きよりも「やはりね」という気持ちでした。


『10周年を記念して、ベスト盤出します!
ジャケットは当時のラブマを再現してみました!!』


スタッフは安直にそう考えたのかもしれない。
でも、実はこれも強いメッセージの一つなのかもしれない。と僕は思ってみる。


ラブマ発売当時、娘。の状況は決して順風満帆というわけではなかった。
デビューから『抱いてHOLD ON ME!』までは確かに売り上げも好調。『抱いて…』で初めてオリコン1位を獲得する(発売日は98年9月9日!)。だが、福田明日香の脱退の時期を境に売り上げが落ちていく。。。『Memory 青春の光』、『真夏の光線』、『ふるさと』。発売するごとに落ちていく売り上げ。そんな中、ラブマシーンという大花火を上げるために背水の気概を持って娘。とスタッフはこの曲に臨んだ…。


って、ちゃまは当時ヲタじゃなかったんで全然この頃の事知りませんが(笑)
売り上げの推移を見て、あとなんとなく当時の映像を、その当時見たのかその後ヲタになってから見たのかわかりませんが、多分見ていて。おぼろげに『必死』というか『弾けろ!やりきれ!殻を脱ぎ去れ!!』みたいな印象があってその印象で書きました。


それがね、今の娘。の状況と似てると思うんですよ。
自分たちの人気が徐々に落ちてるんじゃないか。
売り上げは徐々に落ちてる。ついに5万枚を割り込むようになってきた。
頑張っても成果が出ない。どうやったらもう一回人気が戻るだろう。。。


絶対考えてないはずがないんですよ。ヲタが感じてる不安はメンバーが何より感じてる。
でも今与えられたやるべきことをやってくしかないんです。


このジャケットはね、新たな決意表明ですよ。
ラブマの法則を思い出させる、次のメンバー卒業を思い起こさせるこのジャケット。
それはこれからも娘。は変わり続けることの決意の表れ。
そう、もうすぐまた誰かが卒業して、また新たに誰かが加入して。そうして娘。が継がれていくこと、娘。物語が紡がれていくことの近くて遠い約束。


そして、守りに入らないこと、座して死を待つんじゃなくて、かつてラブマがそうだったようになにか面白いことをやってみる。とことん。それが世間ってやつにうまく引っかかったときに、またいいこともあるんじゃないかという前向きな精神の継承。
ラブマの精神というかな、それを現メンが受け継いでいることの象徴なんですよこのジャケットは、きっとね。


正直、ちゃまにとって今の体制。5,6期がまとまって愛ちゃんを支えている現体制に対する愛着はかつてないほど強いですよ。誰かが抜けるところをまだ想像したくない。せめて次のツアーくらいは忘れていたいと思ってたんですけど、娘。はそういうグループじゃないんだなぁ…。
っていうかスタッフはそれを忘れさせてくれない。厳しいなぁw。


っつーことで、いよいよ娘。コンまで期間も押し迫ってきましたけど、気合はいってきましたw。
待ってらっしゃい!
やれって言うなら、来いって言うなら、どこまでもやります。どこまでも行きますから。
こっちもラブマの精神で、ね。