日本のテレビ報道

仕事中はずっとラジオを聴いていました。
帰宅してテレビを見ています。
テレビで見る被災の現場映像は何も言えないくらいの圧倒的な迫力で脳を突き抜けていきます。映像の力は凄い。凄すぎる。


でも、それを流す報道の姿勢に疑問を感じざるを得ません。
政府の初動に問題はなかったのか?とか現地被災住民の方へ津波に対する心構えがどうだったのかとか、ご家族が見つからない人へ容赦なくインタビューしてどうこう聴いたり、原発の10kmから20kmへの非難区域拡大は最初から20kmにするべきだったんじゃないのかとか…。もう枚挙に暇がないんですけど!!


そんなの今聞くことじゃないし、するべき事はあるでしょう?
検証なんてあとでいくらでもやればいい。でもまだ災害は現在進行中なんだ!


いま、災害の際にテレビメディアがやるべきことは何よりも人々の心を落ち着かせることでしょう?被災者の方に心を寄せて、事実だけを報道し、けして慌てないように、心配しないように声かけする姿勢?姿勢が感じられない。


結局、安全なところで深刻ぶってるだけなんですよ。
よりインパクトを求めて、人々を心配させて、より危機感をあおってるんですよ。テレビの中の人達は。


ラジオの姿勢とテレビの姿勢があまりに違いすぎて、なんかどうにもモヤモヤした気持ちが晴れません。


テレビの音声は消して、映像だけ見ます。


テレ東が通常放送。
それはそれでアリ。
テレ東の立ち居地はそれでいい。
なにより、大変なときには音楽とか笑いも必要だよ。