また一つ星が消えて…

訃報です

元全日本女子プロレス会長だった松永高司氏が11日亡くなられたそうです。

自分にとって女子プロファンだったのは高校〜大学の数年間でしたが、その間ほんとに女子プロに楽しませてもらいました。その女子プロという文化を創ったのはひとえにこの人がいたからといっても過言ではない、女子プロレスの父と言っていい存在です。

所属選手が、それがどんなスター選手であっても、全女をやめたいと言った時引き留めなかったそうです。
地方の興業では自ら焼きそばを焼いて屋台の売り子なんかしてたり。なんつーか、人となりが魅力的な人でした。全女って団体はなんか独特でしたけど、会長の個性がそうさせてた部分って大きいと思う。

全女は倒産してしまって、所属選手はそれぞれの道を進んでいきました。
今でも女子プロは続いているけれど、その中心になってるのは未だ全女時代のスター選手だったりするのが現状。それも、最近引退する人が続出してるんですけどね。。。

全女イズム。
全女が全盛期に盛んにいわれた言葉ですけど。
もう全女イズムは、それを持った選手は現れないし、あり得ない。

全女を見られたこと、同じ時代を生きられたことを幸いに思います。

松永会長のご冥福を心よりお祈り申し上げます。