カオリ

カオリの赤ちゃんが亡くなっていたそうだ。
7月に。病気で。6ヶ月で。
http://www.helloproject.com/newslist/iidakaoricomment_08111281730.html


あぁ…。
と思った。


誕生から発表までの間が開いていたことで、当時チラホラと憶測が上がっていた。
http://d.hatena.ne.jp/tenten-chama/20080203/p1
だから驚きと共にそうだったのかという気持ちになった。


今、僕は彼女になんて言っていいかわからない。
ただ、彼女は僕たちの前に現れることで、新たな一歩を踏み出そうと決意した。


だから僕は彼女が現れた時には精一杯の応援を送りたいと思う。



『ハローグッバイ』

この曲を選んでここに載せるのが適当なことなのかちょっと悩んだけれど。
この曲がずっと頭の中を流れてる。


YUKIも息子さんを亡くされた。
この曲はまだ息子さんが存命中だった時の歌だけれど、その数ヶ月後にお別れしてしまうことになる…。



この曲の歌詞で僕がどうしても引っかかるトコロがある。
それは"力漲るよ わなわなと"という歌詞だ。


わなわなというのは『わなわなと怒りに震える』というように、震える様を表すのであって、
力が漲るのなら『ふつふつと』辺りが適当なように思えるのだ。


だけど。
今日それがなんとなく腑に落ちた。


『わなわな』という『力』が漲るということがイメージ出来た。


…もちろんそれはこういった出来事とは全く関係のない所から出てきたレトリックであるのだが。
YUKIの息子の死はこの曲の後なのだから…)

こういう解釈をすることがこの曲にとって正しいことなのかはわからない。



"心に唄う「一本道を」ゆらりゆらりと歩いていこう"


そういう気持ちに、いつか本当になれるように。
急ぐ必要はないと思う。自分のペースで。
そう願っています。